チャパタ|美味しい食べ方
前回の記事でチャパタの作り方をご紹介しました。
酵母はドライイーストで、
生地が扱いやすく、成型も簡単なのでパン作りを楽しむにはおススメのチャパタです。
今日はチャパタの美味しい食べ方について♪
チャパタの食べ方は、
シンプルでソフトなパンなのでいろんな食べ方を楽しめます!
食パンのサンドイッチと同じイメージでいろんなものをサンドしてみましょう。
挟む具材の中でも、特におススメなのが、
★生ハム、ハム
★あらびきソーセージ
★魚介
一緒に挟む野菜は、
玉ねぎ、キャベツ、ベビーリーフ、ピクルスなどの野菜と一緒に挟むと、体も心も喜ぶサンドイッチになります!
おススメの中で、「魚介」と書きましたが、
魚介の中でも「サバ」がとてもチャパタに合うんです♪
ポルトガルなどのヨーロッパの漁港近くのストリートフード屋台では、
網で豪快に焼いたサバの切り身を、チャパタに似たパンにはさんで食べるのがとてもポピュラーです。
塩をふって焼いたサバとパンが絶妙なコンビネーション!
私はまだ「焼いたサバ」をチャパタに挟んで食べたことはありませんが、
「鯖缶」をトマト、にんにくでちょっと煮詰めたものを挟んでよく食べます。
白ワインにもとても合い、ワインが進みます!
サバとチャパタ、すごく合うので、ぜひお試しを!
それでは、
今までに私が実際に食べてきた「チャパタの食べ方」をご紹介しますね。
いかがでしたか?
チャパタの美味しい食べ方は無限大!
みなさんも色々と試して美味しい食べ方を見つけてくださいね♪
美味しいチャパタを焼くオーブン ⇒
それでは、
チャパタ|インスタントドライイースト使用|チャパタの作り方
今日は、
インスタントドライイーストを使った「チャパタ」をご紹介します。
チャパタは、
作るのが簡単で、焼き上がりもソフトでもっちり。いろんなバリエーションで食べ方を楽しめるパンです♪ 私の大好きなパンのひとつです。
チャパタはイタリア発祥のパンで、イタリア語でぞうりやスリッパを意味します。
中にいろんな具を挟んで食べる、サンドイッチに向いているパンです。
それでは始めます♪
🥐今日のレシピノート🥐
【チャパタ】
イタリアのパン
カテゴリー: 柔らかいパン
イースト: インスタントドライイースト
発酵方法: 室温(24℃くらい)で 1次発酵 2時間程 2次発酵 30分
加水率: 80%
参考レシピ: Mocha (ユーチューブチャンネル)
材料
チャバタ(4個)
準強力粉:300g
※準強力粉がない時は、強力粉と薄力粉8:2の割合で混ぜたものを使いましょう。
準強力粉として代用できます。
塩:6g
ドライイースト:3g
水:240g
オリーブオイル:15g (太白ごま油でもOK)
焼成 230℃~240℃ 15分程
パンの材料・道具 富澤商店 ⇒
パンの材料・道具 cottaコッタ ⇒
生地作り~焼き上げフロー
準備
🥐水に砂糖を一つまみ入れ、ドライイーストを入れて溶かして10分程置いておく。
生地作り
🥐ボールに粉を入れ、真ん中にくぼみを作る
🥐溶かしたドライイースト入り水を粉のくぼみの中に入れる
🥐カードで粉と水をざっくりと混ぜ合わせる(練らないで!)
🥐塩、オリーブオイルを入れる ⇒ スケッパーでざっくり混ぜ合わせる
🥐ボールにラップやシャワーキャップをかぶせて20分間生地を休ませる
↓
🥐手で生地の端をつかみ、ぐいーっと伸ばしボールを回しながらツイストさせる
🥐伸ばした生地をたたむ
🥐これを3回
↓
🥐生地を20分間休ませる
↓
🥐手で生地の端をつかみ、ぐいーっと伸ばしボールを回しながらツイストさせる
🥐伸ばした生地をたたむ
🥐これを3回
↓
🥐生地を20分休ませる
↓
🥐ボールから生地を出して、丸く形を整える
🥐一次発酵 ラップかシャワーキャップをかけて、2倍になるまで発酵させる
↓
🥐ボールと生地の間にカードをぐっ、ぐっといれる。一周入れる
(生地をつぶさないように、でもぐっと押すようにして)
🥐生地を逆さにしてボールから生地を出す
🥐手で優しく生地の端を伸ばしながら四角く形を整える
🥐スケッパーで4つにカットする
🥐4つの生地、それぞれ形を整える(写真を参照ください)
🥐生地はオーブンシートの上に置いておく
↓
🥐2次発酵
かたくしぼった濡れふきんなどをかぶせて⇒30分間程休ませる
↓
🥐この間にオーブンを230℃に予熱する
比較的火力が強いオーブンでしたら230℃で大丈夫です。
🥐予熱が終わったら、10分ほど空焼きする
↓
🥐生地をピール(段ボールなどで代用できます!)を使ってオーブンの天板の上に置く
🥐15分程焼く
↓
🥐焼きあがったらクーラーの上において冷ましておく
↓
出来上がり!
横に切れ目を入れてカットすると、クラムはこんな感じです!
それでは、上のフローを写真でまとめます♪
チャパタの作り方、いかがでしたか?
チャパタは作りやすく、
そしてなにより、なんでも挟めて食べられちゃう、とっても美味しいパンです!
おススメのレシピです!
オーブン ⇒
それでは、
ヨーグルト酵母|天然酵母の作り方
その中でもヨーグルト酵母は、
とても起こしやすい酵母で、パン生地を発酵させた時にとてもよく発酵してくれる酵母です。
今日はヨーグルト酵母の作り方をご紹介します。
🥐今日のレシピノート🥐
【ヨーグルト酵母の作り方】
参考レシピ: 低温長時間発酵パン教室 le sucrier
材料
ヨーグルト 40g
水 40g (一度沸騰させて冷ましたもの、湯冷まし)
強力粉 40g
砂糖 小匙1
※ヨーグルト、水、強力粉は同量。
ヨーグルトが30gだったら他の材料も30gとなります。
※ヨーグルト: 必ずビフィズス菌でないヨーグルトを使用してください。
なぜかビフィズス菌はうまく酵母を発酵できません。
準備すること
★煮沸する ⇒ ガラス瓶、蓋、まぜるスパチュラやスプーン
★煮沸後、冷す
ヨーグルト酵母起こしフロー
🍞デジタルスケールにガラス瓶を乗せて、0g設定する。
🍞材料を計りながら順番に入れていく。
🍞スパチュラやスプーンでよくよく混ぜる。
空気を入れるようにして混ぜるとよいです。
🍞ガラス瓶に軽く蓋をする。または蓋を乗せる感じでもよいです。
🍞室温 or ヨーグルトメーカーで放置する。
※ 必ず1日1回~2回は蓋を開けて空気を入れるように混ぜる。
🍞室温での放置の場合: 室温にもよりますが、
暖かい場所においておくと4日目くらいにぼこぼこと泡だってきます。
🍞ヨーグルトメーカーの場合: 28℃設定で、3日目くらいに、
ぼこぼこと泡だってきます。
🍞泡だったら、酵母が起きた証拠で、出来上がりです。
↓
元だねを作る = フィード = 粉と水の餌をやって酵母をより活発にする
🍞出来上がったヨーグルト酵母の瓶に、強力粉と水を同量入れる。
例: 強力粉 30g 浄水器、浄水ポットの水 30g
🍞よく混ぜる ⇒ ゴムで高さの印をつける
🍞室温 or ヨーグルトメーカーで放置して2倍以上になるまで発酵させる
室温の場合: 室温にもよりますが、6時間~8時間ほどで2倍以上になります。
ヨーグルトメーカーの場合: 28℃設定で6時間程で2倍以上になります。
↓
フィードして2倍以上によく発酵した元だねをパン生地に入れてパンを作る。
↓
残った元だねは、
固く蓋をして冷蔵庫で保存 ⇒ 1週間に1回程、蓋を開けて空気を入れるようにしてかき混ぜる。(ぬか床を混ぜるのと同じです)
↓
半永久的にこの種は使えます。
↓
次回使う時は、強力粉と水を入れて(フィード=エサやり)
↓
2倍以上に発酵させる
↓
生地に入れてパンを作る
ヨーグルト酵母を作る時、元だねを作るときに、ヨーグルトメーカーを使うと、
安定して確実に酵母が起きて、元だねもよく発酵します。
特に室温が23℃以下の時にヨーグルトメーカーを使うと良いと思います。
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ヨーグルト酵母を作って、フィードして酵母が2倍以上になった状態(元だね)
いかがでしたか?
ヨーグルト酵母の作り方は以外と簡単です。
ぜひ、作ってみてください! 美味しいハードパンが焼けること、間違いなしですよ♪
それでは、
カンパーニュ|美味しい食べ方
みなさんは、ご自分で焼いたカンパーニュを
どんな風に食べていらっしゃいますか?
それぞれお好みの、美味しい食べ方があると思います。
カンパーニュは、
シンプルで素朴なハードパンなので、食事のお供にぴったりのパンです。
スープ、シチューと一緒に、カナッペ、サンドイッチにして食べるなど
どんなお料理、食材にもとっても合います♪
そんな中でも、
私が食べて、「美味しい!」と思った食べ方をご紹介したいと思います。
色んな食べ方をしてきましたが、写真を撮っておいたものがこちらです。
サバのトマト煮&カンパーニュ
サバ水煮缶を、カットトマト(缶詰)、にんにく、玉ねぎと一緒にオリーブオイルで少し炒めます。その時のスパイスは、カレー粉、あらびきコショーなど。 カレー粉を入れるととても美味しいです。
塩やコンソメ少々水を加え、すこーし加えて、水気が飛ぶまで煮ます。 15分程で出来上がります。
スライスしたカンパーニュにつけて食べます♪ サバとカンパーニュ、とっても合いますよ!
カンパーニュのカナッペ
これは、冷蔵庫の中にあったものを使ってカナッペにしました。
ブロッコリーを茹で、ツナ、チーズと一緒にトリュフドレッシングであえました。
こちらは、ツナと卵をマヨネーズで合えたものです。
私の大のお気に入りです。
スープ&カンパーニュ
新玉ねぎ塩豚を作った時の写真です。
新玉ねぎから出る甘いあま~い旨味が塩豚の味を引き立たせてくれます。
スープにカンパーニュを浸して、塩豚と一緒に食べます。
ホワイトシチューもとても合いますよ。
パテ&カンパーニュ
写真がなくて残念なのですが、外出した時に「メゾンカイザー」に立ち寄った時にこの瓶に入ったパテ「メゾンポワールのパテ」を見つけました。
購入してさっそくカンパーニュと一緒に食べました。
とても美味しくそれ以来のお気に入りです!
色んな種類のパテがありますが、
どれも上品な味です。カンパーニュに塗って、白ワインと一緒に食べると最高ですよ!
写真はないけど、おススメ
スライスして、とろけるチーズをのせて焼きます。焼き上がりに黒あらびきコショーをふって食べると、、大人の味! 白ワインとよく合います!
カンパーニュの食べ方と保存方法
カンパーニュは、焼き上がり当日はそのままスライスして。
翌日以降はスライスして、トーストするとまたまた美味しくなります!
3日以降に食べない分は、スライスしてジップロックなどの保存袋に入れて冷凍室保存。
それでは、
カンパーニュ|酒粕酵母使用|ハードパンのレシピ
前回は、酒粕酵母の作り方をご紹介しました。
酒粕酵母作りをトライなさいましたか?
きっと元気に発酵した酒粕酵母が出来上がったことと思います。
今日は、
酒粕酵母を使ったカンパーニュ、ハードパンのレシピをご紹介します。
このレシピは、
私が初めて酒粕酵母を作って、その酒粕酵母を使って焼いたカンパーニュのレシピです。酒粕酵母は、他の天然酵母に比べると、焼き上がりのクラムにどっしり感が出ます。酒粕独特の香り、旨味を噛めば噛むほどに楽しめるカンパーニュです。
🥐今日のレシピノート🥐
【カンパーニュ】
フランスのパン
カテゴリー: ハードパン
イースト: 酒粕酵母使用
発酵方法: 室温で長時間発酵
加水率: 85%
参考レシピ: Grant Bakes
(アメリカ人男性が運営するSourdough BreadのYu-tubeチャンネル)
材料
強力粉 400g (強力粉450gでも構いません)
全粒粉 50g
*酒粕酵母元だね 100g
水 375g
海塩 10g
好みで砂糖 一つまみ~10g
*酒粕酵母元だね 100gの材料
酒粕酵母 40g
- 酒粕酵母は出来上がったそのままを瓶を振って混ぜて使用
- 冷蔵庫で保存していた場合は、室温で1時間~2時間程蓋を軽くしめて放置しておく
- 元だねを作るときに40gを計量する
水 40g(湯冷まし)
強力粉 80g
砂糖 ひとつまみ
パンの材料・道具 富澤商店 ⇒
パンの材料・道具 cottaコッタ ⇒
生地作り~焼き上げフロー
準備
🥖元だね作り用に瓶、蓋、スプーンなどの混ぜる道具を煮沸⇒冷ましておく
酵母元だね作り
🥖酒粕酵母元だねを作る = 酒粕酵母をフィードする
- 煮沸した瓶をデジタル計量器の上に置く
- 材料を順番に計って入れていく
- 煮沸したスプーンなどの混ぜるものを使って、空気を入れるようにしてよく混ぜる
- 軽く蓋をして、2倍~3倍の量に発酵するまで
室温で放置 ⇒ 室温によって時間はさまざま 通常4時間~8時間程
ヨーグルトメーカーを使う(28℃設定) ⇒ 4時間~6時間程
生地作り
🥖ボール、容器をデジタルスケールの上に乗せ、”0g”に設定をする。
🥖水375gを入れる
🥖元だね100gを入れる(酒粕酵母をフィードしたもの)
🥖ゴムベラで水と元だねをよく混ぜ合わせる
🥖その中へ、粉、塩を入れ混ぜ合わせる
🥖オートリーズ 1時間
🥖ストレッチ&フォールド 1回目
🥖生地を休ませる 30分間
🥖ストレッチ&フォールド 2回目
🥖生地を休ませる 30分間
🥖コイル&フォールド 1回目
🥖生地を休ませる 30分間
🥖コイル&フォールド 2回目
🥖生地をタッパウエアに移し替える ⇒ 蓋をする
🥖2倍まで発酵させる: 1次発酵
発酵方法 室温によりますので以下例を記載します。
例 1: 昼間の場合: 12時から発酵開始 ⇒ 夕方18時頃2倍に
例 2: 夕方以降の場合: 18時頃発酵開始 ⇒ 翌朝6時頃まで放置していると2倍になっている
生地の成型
🥖タッパウエア、容器から生地を取り出す
生地の端回りに強力粉をふり、
スケッパーやゴムベラを端回りにスパッと入れ込んでいく
↓
タッパ、容器を逆さにひっくり返しておく ⇒ 生地が下へ落ちる
🥖指で生地を優しく押して生地を広げる
🥖四方のすみっこ、上部、下部を優しく引っ張り、四角い形になるよう生地を整える
🥖生地を左側からと、右側からとで3つ折りにする ⇒ 長方形になる
🥖生地を指で優しく押して形を整える
🥖上から優しくぐるぐると手前に巻いていく
🥖両端をつまんで閉じる (生地に張りを持たせるように)
🥖バヌトン、またはそれに代わる型にガーゼ、ふきんなどの布を敷き、米粉を全体にふりかける。(生地が布にくっつかないようにする為に)
🥖スケッパーを生地の下に入れ込んですくって、バヌトンのような型に、すくった下側が上になるように入れる。(巻閉じが上になるように)
🥖生地の巻き終わり部分を指でつまんで、はなれないようによく閉じていく
↓
🥖冷蔵庫(野菜室ではなく、普通の場所へ)の中に入れておく
🥖冷蔵庫に入れておく時間は一晩 = 12時間程
🥖その時、生地には特にカバーなどしなくてもよい
クープ入れ
🥖型から布ごと生地を取り出す ⇒ 布をはがす
🥖生地の上によく切れるナイフ、包丁、クープナイフなどで切れ込みを入れる
(好きな形に)
焼成
🥖オーブンにトレーを入れて 250℃で予熱 ⇒ その後10分程空焼き
🥖トレーの上に氷2個を入れる & 庫内にたくさん霧吹きをかける
🥖生地の上に霧吹きをかけ、オーブンの中へ入れる
🥖大型のアルミトレーを上にかぶせる
🥖アルミトレーをかぶせたまま20分間焼く
🥖20分後アルミトレーを取って、15分~20分程かけて焼き色をつける
🥖好みの焼き色になるまで焼く
焼き上がり後
🥖オーブンから取り出して、クーラーや網目状のものの上にのせて冷ます
🥖カットする
最低でも1時間はそのまま放置して冷ましてからカットする ⇒ その方が綺麗にカットできる。
気泡がたくさん入った健康的なハードパンを焼きあげるためには、
やはり性能が良く、型が30L程のオーブンがあるとよいでしょう。
後程、別記事で、
オーブンの大きさと性能がどれほど焼き上がりに違いがでるのかをシェアしたいと思います。
取り急ぎ、
私が買って、使ってよかったおススメのオーブンをシェアします。
みなさんの参考になれば嬉しいです。
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私はこのオーブンに変えてから、
(以前使っていたモデルは、東芝石窯ドーム 最高温度250℃ 26Lのタイプでした。)
工夫しなくても、苦労しなくても、気泡ぼこぼこの健康的なハードパンを焼けるようになりました!
火力と庫内の広さが健康的なハードパンを焼くキーになることを実体験しました!
この酒粕酵母のカンパーニュの食べ方、
どんな風にして食べたら美味しいのかは、次の記事でご紹介しますね。
それでは、