間違いから極上パンが!!|デニッシュ食パン
デニッシュパン、大人気ですよね!
みなさんは、デニッシュパンといえば、どのパンが思い浮かびますか?
私は断然、「ボローニャのデニッシュ食パン」です!
ボローニャは京都・祇園発祥のデニッシュパンを販売するお店です。
あのパンがこの世に出現して、食べた時には、本当に驚きでした!
そもそも「デニッシュ」とはなんなのでしょうか?
ちょっと見てみましょう。
デニッシュ
小麦粉、卵、砂糖、牛乳、イーストなどで作った生地に、バターを折り込んで層をなすようにして成形するパン。
デニッシュの発祥国
デニッシュとは、もともと「デンマークの」という意味があり、デンマークが発祥のパンと言われています。
デニッシュパンといえば、リトルマーメードも有名ですよね!
それでは今日の本題、
「間違いから極上パンへ|デニッシュ食パン」に進みます。
実はこのパン、
私がレシピの水分量を見間違えて間違った量の水を入れてパン生地を作ってできたパンです。本当は水160gだったのに、240g入れてしまったのです。
ですが、
ひょうたんから駒、目からウロコ!の焼き上がりに。
まるでデニッシュのように焼きあがりました!
それも、バターも卵も使わずに! たった30gの太子ごま油だけで!
ただし、
デニッシュのような食感と味わいは、焼きたて、焼いた当日に楽しむことができます。
2日目になるとデニッシュ感が落ちてしまいます。 不思議です。。
それでは始めます♪
🥐今日のレシピノート🥐
【デニッシュ食パン】
国 万国共通のパン
カテゴリー: ソフトパン
イースト: 酒粕酵母
発酵方法: 室温で
加水率: 65%
材料
天然酵母元だね 160g
準強力粉(リスドォル) 370g
または
強力粉 296g + 薄力粉 74gを準強力粉として使う
水 240g
太白ごま油 28g
海塩 6g
砂糖 30g
元だねの作り方=酒粕酵母に粉と砂糖を加えてフィード(餌やり)
材料
酒粕酵母(だしパックでこしたもの)80g
強力粉 80g
砂糖 10g
または
冷蔵庫に眠っていた元だねの残りの瓶に
強力粉 80g
水 80g
砂糖 10g
よく混ぜて室温で2倍に膨らむまで放置する。
生地作り~焼き上げフロー
🥐酵母フィード
上記の材料をよく混ぜて
↓
2倍に膨らむまで室温で放置
🥐生地作り
ボールに分量の水を全部入れ、フィードした酒粕酵母を入れる。
よく混ぜ合わせる。
↓
その他の材料を全部入れ、よく合わせる。
↓
シャワーキャップをかぶせて、1時間オートリーズ(そのまま室温で放置)
↓
1時間のオートリーズが完了したら、
ストレッチ&フォールドを生地4隅でそれぞれ1回づつ、4セットくらい行う。
↓
ストレッチ&フォールド、4セットが完了したら
↓
🍞発酵
シャワーキャップをかぶせて、一次発酵へ。
一次発酵は、生地が2倍になるまで発酵させる。
室温28℃くらいで、かかる時間はだいたい3時間程。
↓
一次発酵が完了。
元だねと水の分量が多いレシピなので、かなりぷるぷる、べたべたした状態。
↓
🍞成型
タッパから生地を取り出す。(カードを使わずに。水分が多いのでそのまま落ちる)
タッパをさかさまにして生地が台の上に落とす。
↓
生地の上に粉をふって、手で軽く押して長方形に伸ばす。
↓
スケッパーで生地を半分に切る。
かなり柔らかい生地なので切りにくいと思いますが、粉を上手にふりながら切ってみてください。
↓
スケッパーをうまく使って、生地を棒のように折りたたむ。
かなり柔らかいので適宜粉をはたきながらやってみてください。
↓
パウンド型(細長く小さいサイズのもの)2本にそれぞれ生地を入れる。
↓
🍞発酵
シャワーキャップをかぶせて 2次発酵開始
↓
パウンド型から生地が少し出るくらいまで発酵させる。
室温(28℃)でだいたい2時間ほどかかります。
↓
🍞焼成
190℃で予熱。
↓
焼き時間を25分にセットして、5分間は生地を入れないで空焼きする。
パウンド型2本をオーブンに入れて190℃のまま20分焼く。
↓
🍞焼き上がり
🍞クラム
🍞美味しい食べ方
焼き上がり直後でも、
30分~1時間冷ましてから、そのままちぎって食べると、、、
デニッシュそのものです! 食べごろは焼いた当日です。
美味しいので、1本、すぐに食べ切ってしまいます!!
2日以降になるとなぜかデニッシュ感がなくなっていくように感じました。
いかがでしたか?
お家でデニッシュ食パン♪ とても贅沢な気持ちになります♪
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それでは今日も、
パンを作って幸せになりましょう!