カンパーニュ|ヨーグルト酵母使用|カンパーニュの作り方
前回、カンパーニュの作り方についてお話ししました。
その時は、「酒粕酵母」を使ったカンパーニュでした。
今日は、
「ヨーグルト酵母」を使ったカンパーニュの作り方についてお話しします。
ヨーグルト酵母は自分で簡単に作れ、よく発酵してくれる酵母です。
パン生地の味は少し酸味を感じます。食事パンとしてとても美味しく仕上ります!
ヨーグルト酵母カンパーニュは、以前ご紹介した「酒粕酵母カンパーニュ」と作り方は全く同じです。ただ酵母がヨーグルト酵母に変わっただけです。
「酒粕酵母カンパーニュ」の作り方はこちら⇒
それでは始めます♪
🥐今日のレシピノート🥐
【カンパーニュ】
フランスのパン
カテゴリー: ハードパン
イースト: ヨーグルト酵母使用
発酵方法: 室温で長時間発酵
加水率: 90%
参考レシピ: Grant Bakes
(アメリカ人男性が運営するSourdough BreadのYu-tubeチャンネル)
材料
強力粉 400g (強力粉のみ450gでも構いません)
全粒粉 50g
*ヨーグルト酵母元だね 100g
水 400g
海塩 10g
好みで砂糖 一つまみ~10g
生地作り~焼き上げフロー
パン生地を作る前の準備
★元だね作り用に瓶、蓋、スプーンなどの混ぜる道具を煮沸⇒冷ましておく
★ヨーグルト酵母のフィードと活性化
ヨーグルト酵母は、パン生地を作る前の晩、あるいは4時間~6時間前に
以下の分量で仕込んで室温に置いておく
元だね材料
保存してある瓶の中に残ったヨーグルト酵母
(私の場合、残りの酵母だいたい20g~30g)
強力粉 50g
水 50g (浄水器、浄水ポットを通した水)
残っていた酵母が入っている瓶の中に、
強力粉、水を入れ、熱湯で煮沸したスプーンなどでよく混ぜる。
空気をよく入れるようにして混ぜるとGood!
生地作り
🥖ボール、容器をデジタルスケールの上に乗せ、”0g”に設定をする。
🥖水400gを入れる
🥖元だね100gを入れる(ヨーグルト酵母をフィードしたもの)
🥖ゴムベラで水と元だねをよく混ぜ合わせる
🥖その中へ、粉、塩を入れ混ぜ合わせる
🥖オートリーズ 1時間
🥖ストレッチ&フォールド 1回目
🥖生地を休ませる 30分間
🥖ストレッチ&フォールド 2回目
🥖生地を休ませる 30分間
🥖コイル&フォールド 1回目
🥖生地を休ませる 30分間
🥖コイル&フォールド 2回目
🥖生地をタッパウエアに移し替える ⇒ 蓋をする
🥖2倍まで発酵させる: 1次発酵
発酵方法 室温によりますので以下例を記載します。
例 1: 昼間の場合: 12時から発酵開始 ⇒ 夕方18時頃2倍に
例 2: 夕方以降の場合: 18時頃発酵開始 ⇒ 翌朝6時頃まで放置していると2倍になっている
生地の成型
🥖タッパウエア、容器から生地を取り出す
生地の端回りに強力粉をふり、
スケッパーやゴムベラを端回りにスパッと入れ込んでいく
↓
タッパ、容器を逆さにひっくり返しておく ⇒ 生地が下へ落ちる
🥖指で生地を優しく押して生地を広げる
🥖四方のすみっこ、上部、下部を優しく引っ張り、四角い形になるよう生地を整える
🥖生地を左側からと、右側からとで3つ折りにする ⇒ 長方形になる
🥖生地を指で優しく押して形を整える
🥖上から優しくぐるぐると手前に巻いていく
🥖両端をつまんで閉じる (生地に張りを持たせるように)
🥖バヌトン、またはそれに代わる型にガーゼ、ふきんなどの布を敷き、米粉を全体にふりかける。(生地が布にくっつかないようにする為に)
🥖スケッパーを生地の下に入れ込んですくって、バヌトンのような型に、すくった下側が上になるように入れる。(巻閉じが上になるように)
🥖生地の巻き終わり部分を指でつまんで、はなれないようによく閉じていく
↓
🥖冷蔵庫(野菜室ではなく、普通の場所へ)の中に入れておく
🥖冷蔵庫に入れておく時間は一晩 = 12時間程
🥖その時、生地には特にカバーなどしなくてもよい
クープ入れ
🥖型から布ごと生地を取り出す ⇒ 布をはがす
🥖生地の上によく切れるナイフ、包丁、クープナイフなどで切れ込みを入れる
(好きな形に)
焼成
🥖オーブンにトレーを入れて 250℃で予熱 ⇒ その後10分程空焼き
🥖トレーの上に氷2個を入れる & 庫内にたくさん霧吹きをかける
🥖生地の上に霧吹きをかけ、オーブンの中へ入れる
🥖大型のアルミトレーを上にかぶせる
🥖アルミトレーをかぶせたまま20分間焼く
🥖20分後アルミトレーを取って、15分~20分程かけて焼き色をつける
🥖好みの焼き色になるまで焼く
写真画像でフローを見る ⇒
ヨーグルト酵母カンパーニュの出来上がり♪
文字だけではわかりづらいと思います。
写真でのフローはこちらの記事でご覧になれます!
写真画像でのフロー ⇒